人生を彩る文様 読者の感想

これまでのトトさんたちの活動(唐紙のお仕事・作品制作・コラボレーション・新しい文様プロジェクトなど)は、どれも一期一会を大切にし、歴史を刻むもののように感じました。
もちろんこれはまだまだ美術館への中間地点に過ぎないのだと思います。
その夢が実現されるよう私も陰ながら応援しています。

世の中は大きな変革の時期を迎えようとしていますが、この騒動で、これまで以上に芸術の力が見直される時代が来たのではないか、そのように日々考えています。
家に閉じこもっているときに、人々は様々な形のアートの力によって、自分たちが癒されていることを感じたことでしょう。
そしてまだまだ人々は癒しを求めています。
アートと祈りを融合したトトさんの作品には、そうした人々に希望を与える力があり、そしてまたその声に応える務めがあるのだと思います。
選ばれた者だけが持つ運命、Universal Symphonyという作品を見て、私はそのように感じました。
どうかこれからも力強い作品を生み出し続けてください。(Tさん)

年明けからの世界の急転に仕事もプライベートも、計画がたたず
ただただ命を守り、子供達を心配する毎日でございます。
そんな中での「人生を彩る文様」心の栄養、心の免疫力を高めてもらいました。
英文を添えてらっしゃる! 世界進出ですね。
イマジネーション・・ニューヨーク、セントラル駅に広がる唐長文様!
数々のコラボレーション
世界に通じる文様の深さを感じさせていただきました。(Mさん)

いちばん心に響いてきたのは、P40の終わりのほうでした。
紙と顔料について書かれたページです。
ここまで道具や素材に同化して、唐紙の存在を内から外からとことん突き詰めて見つめた人は、トトさん以外にいないと思います。
「唐紙は森みたいなもの」という発想を抱いた唐紙師だからこそ、唐長四百年の歴史の中で唯一、あのようなアート作品が作れるのだなとしみじみしました。(Nさん)

唐紙という伝統工芸のもつ奥深さや可能性が文章を通して、また写真等を通して伝わってきます。
日本に生まれて良かった!
唐紙に新たな命を吹き込んでくださってありがとうございます。(Eさん)

唐紙の内に込められている祈り、それはきっと唐紙に見守られている一人ひとりの生活に沁みわたるものと確信します。
それほどまでの歴史と深い力がこもっていると思います。
コロナ禍によって訪れたであろう新しい世界も、また今まで培われた歴史の上にあり、またこれからのニューノーマルの世界のただ中にも、決して変わらぬ価値が脈々と受け継がれ、善きものは善きままとして輝きつづけるであろうと思います。
いろいろな時代と歴史を越えられた唐紙に、普遍の美とまことはうつされていると思いました。(Aさん)

仕事を終えてからHideyuki Hashimotoさんの「home」というCDを聴きながら読ませていただき、先程読み終えました。

いくつも心に留まるフレーズがありました。
「何かが続くということは、続ける人がいることです」まさにその通りで、秘伝のタレのレシピやどんな優れた情報システムやルール、マニュアルであっても10年、1年でさえ引き継ぐことは難しいと感じます。
二度と全く同じ場面など決して起き得ないからです。人が残ることに尽きるのだと。
400年と言う歴史の長さに息をのむ思いです。(Fさん)

本も紙の質がなんとも…
重厚感たっぷりですね。

今回の本は以前にも増して歴史書や哲学書(心理込)、美術書、建築書・・・
なんか色々なテイストであふれています。
勉強になります!

全てトトさんの携わったもの、すごい
様々な角度のプロですね。

”トトアキヒコのフィソロフィー”正に

龍神様のお話も読みました
翼の違いもなるほど。
あと孤高の人のマインドも。

トトさんの中に龍神様がいらっしゃるのも納得です。(Nさん)

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