文様一筆箋

唐紙(からかみ)とは、和紙に木版手摺によってうつしとられる美しい装飾紙をさし、平安時代に文字を書くための詠草料紙(えいそうりょうし)として用いられたことが起源とされます。
文様と色で彩られた美しい唐紙は、人間の大切な思いや願いを言葉と共に運び、文様により運ばれた言葉は、誰かが誰かに宛てたものだけに留まりませんでした。雲母引きや雲母摺などの唐紙に書き記された「古今和歌集」や「三十六歌仙」は、王朝芸術の名宝として1000年の時をこえて、今なお私たちの目の前に煌めく日本の美として存在しています。
江戸時代初期、王朝文化の復興を目指し出版された「嵯峨本」は、本阿弥光悦、角倉素庵らの一派が、京都の嵯峨の地を舞台に刊行された書物で、「光悦本」、「角倉本」とも呼ばれています。私どもの初代がこの「嵯峨本」に携わったと伝えられており、唐紙に書が相まった陰影の美しさは美術的にも工芸的にも特筆すべきものがあります。

雲母唐長では、このように文様に文字を重ねた美しさを愛でる美意識を文化として伝えるため、今の暮らしに普段遣いにお使いいただけるような文様一筆箋をご用意いたしました。誰かのことを思って選んだ文様の意味や物語とともに、手書きで思いをしたためて届ける時間を私たちは大切にしています。
文様と文字の重なりから生まれるあなただけの一期一会の美の喜びを、きっと、楽しんでいただけることでしょう。

写経 鳳凰丸唐草

贈り物に添えて

贈り物にちょっとした気持ちを文様一筆箋に記して添えてみませんか。
手書きの言葉が受け取られる方の心をよりあたたかくしてくれそうです。

一筆箋のある生活

書類に添えて

お渡しする書類にひと言添えて…仕事のご縁がつながっていきそうです。
文様一筆箋は簡単に持ち運びができるので、鞄や職場のデスクに入れておいても手紙やメモとしても重宝すること間違いなしです。

一筆箋のある生活

日常生活にも

普段の何気ない生活の中の手紙やメモとしても文様一筆箋を取り入れていただけます。
縁起の良い唐長文様がより家族の絆を深めてくれそうです。

一筆箋のある生活